アレルギー性鼻炎(レーザー治療)
レーザー治療を受けられる方へ
レーザー治療はアレルギー性鼻炎の鼻づまり症状に対して効果のある治療方法です。
鼻の粘膜、特にアレルギー性鼻炎でむくみやすいといわれる下甲介という部位をレーザー焼灼し、空気の通り道を広くします。
焼灼によりアレルギー反応を抑えることができます。
レーザー治療
アレルギー性鼻炎 (鼻粘膜が腫れて、呼吸の通路が狭くなっている) |
腫れた部分をレーザーで焼いたあと (呼吸の通路が広くなっている) |
方法
鼻の中に麻酔液の付いたガーゼを詰め、15分間麻酔します。その後ガーゼを抜き、鼻の粘膜(下甲介)を焼灼します。焼灼時間は5分程度です。焼灼中の痛みはほどんどありません。
効果
初めに焼灼部位が2日~1週間程度むくみ、その後治療の効果が出てきます。効果はおおよそ1年程度です。
しかし症状が重い場合は、1年経過前にも再焼灼が必要となる場合もあります。
効果の出方には個人差があります。レーザー焼灼後も内服薬を必要とする場合もあれば、内服なしに過ごせる場合もあります。
料金
健康保険が適用されます。
3割負担の方で、10,000円程度です。
福祉の保険証を持っている方は自己負担額は発生いたしません。
レーザー治療は、予約せずに行えます。